Africa想い出部屋

1994.03.06~16

タンザニアに住んでいた頃、現地は物不足で、ナイロビへ買いだし行ったことがありましたし、タンザニアへの往き帰りには友人宅に泊まったりしていましたが、ツアー客として訪れるのは10年ぶり。

すごく変わってしまった街並みに驚いたり、何も変わらない昔馴染みとの再会に喜んだりと、ツアーとは別な部分でハイテンションでした。

ナイロビの夜明け 94-03-08

昨日夕方、インド経由でナイロビ着。
空港にP-さんが出迎えてくれて、10年ぶりの"劇的"再開。 ジョンソンもモンバサから8時間もかけて駆けつけてくれた。
ナイロビの夜明け。今回のサファリの幸運を象徴するような美しい夜明け。
来てよかった!
インター・コンチ前でP-さんと 94-03-08

P-さんがサファリの出発を見送りに来てくれた。10年かぁ。信じられないぐらい、昔のままの私たち。
変わったのは、P-さんの頭が立派になったのと、私が太ったことぐらい。
実に11年ぶりのツー・ショットです。
キーコロック・ロッジにて 94-03-08

キーコロック到着直後、部屋の前で。
ここに泊まるのは何年ぶりだろう。すっかり様変わりし、これには少し失望。老舗のロッジがねぇ…。
10年以上も前の、素晴らしいキーコロックを知っている私は幸せ。
マラ平原の夜明け 94-03-09

マラ平原に朝日が昇る。私が一番好きな時間。静けさの中、小鳥の声だけがする。 そしてやがて大きな太陽が昇り、空気が少しずつ暖まっていく。
希望と慈愛こそが太陽、そんな気がする。 マラの朝日は、どこよりも美しい。 その美しい日を浴びる、至福の時。
ヒポ・プールでジェイコブさんと 94-03-09

ヒポ・プールで、ドライバーのジェイコブさんと。今回は車が2台。P-さんから、彼の車に乗るようにと言われたが、確かに素晴らしいドライバーだった。今までの中で最高。「老練」というのは彼のためにある言葉だと思わせる。パーク間の移動中は助手席に座り、いろんな話もできた。
キーコロックのお部屋で 94-03-10

今日はナクルへ移動。
もう多分来ないかも知れないキーコロックの部屋で、最後の(?)記念撮影。
なんで来ないかって? 変わりすぎた、、、。10年は長いよねぇ。
今からゲーム・ドライブのあと、ナクルに向かう予定。
スタックしたオケチの車 94-03-10

ほーら、言わんこっちゃない。オケチの車がスタック。幸運と不運は紙一重。今までラッキーすぎて、「あとはスタックしかないね」と言ってた矢先にこれだ。うちの車にオケチを積んで助けを呼びに行く。
オケチ! あなたが私をいつもからかったから罰が当たったんじゃないの?
キーコロックの玄関前にて 94-03-10

オケチをからかいすぎた罰かしら? ロッジに戻って車から降りるとき、膝から落ちた。
前田のお父さん、あとから私に 「あの時、ほんまは膝よりカメラの方が心配やった」と笑わせてくれた。イソジンを塗って貰った右膝を 自慢げに見せている、お馬鹿な私。
レイク・ナイバシャ・ホテルのメイン・バー 94-03-10

昼食に訪れた、レイク・ナイバシャ・ホテルのバー。初めてナイバシャへ来た時、ディナーのあとみんなで飲んだっけ。ジン・ライム、美味しかった。そしてP-さんにマライカを習ったのもここだった。
昔と変わらぬメイン・バー。 変わらないと言うことはすごい価値なの。
ユーフォビア? 94-03-10

ナクルのパーク内で、白い花を付けたサボテンのような物を見た。
これって、ユーフォビアの一種かしら。薄暗い中で、少し幻想的な感じがした。
ドライバーのオケチと 94-03-11

もう1台の車のドライバー、オケチと。
私が最年少というシルバー・ツアーだったせいか、彼は話し相手がなくって退屈していたみたい。そのせいか頻りに私をからかってくる。
喧嘩仲間みたいって、ツアーのみんなに笑われた。
でも、オケチもいい人でした。
ピーターのママと 94-03-11

ナクルのゲート近くのキヨスク前で、P-さんがママと待っていてくれた。80才近い高齢だが、元気印のママ。
昨日の電話の約束通りの時間、ジェイコブさん、ピタリと車をつけてくれた。
今度は最終日にナイロビで会う約束をしてP-さんとバイバイ。
赤道通過記念 94-03-11

お決まりの「赤道通過記念撮影」
足元にある物は、「渦巻きおじさん」の商売道具。
ジーアーク 94-07-11

十数年ぶりのジ・アーク。
ここも改装されていた。昔は共同だったシャワー・ルームやお手洗いがセルフ・コンテインになって、こちらの改装は大歓迎。
それに、ケニャ山が真正面に見えるんだもの、嫌いなわけ無いでしょう!
ケニャ山 94-03-11

夕方、予想通り雲が切れ、ケニャ山が神々しい姿を現した。
幼い日に読んだ探検記。
あの時の感動が私の原点。
正直なところ、山の姿そのものとしては、
ケニャ山はキリマンジャロに勝ると思う。
キリマンジャロ山 94-03-12

アンボセリのゲートで。
手続き待ちの車からとった1枚。
キリマンジャロも、美しい山に違いはない。私は特にこのゲートからの山容が好き。
アカシアの木にはハタオリドリの巣がかかっていて、なかなか良い写真だと思う。
マサイの村にて 94-03-13

マサイの村を訪問。
なんで私はこんなにすんなりととけ込んでしまうのだぁ。一見どこにいるかわからない。
マサイのママの輪の中に入って、一緒に歌っている、なんとも間抜けな私。
マサイの日曜学校 94-03-13

今日はちょうど日曜日。
「日曜学校」が開かれているということで連れていって貰った。小さな子供達が一生懸命歌っていて、とても可愛かった。
お説教も賛美歌も、すべてマサイ語だそうだ。
アンボセリ・ロッジにて 94-03-13

夕方のドライブに出る前に、オケチに撮ってもらった。仲良しだったなぁ、オケチ。
このあと初めて褒めてくれた。「綺麗ですね」って。最初からそういえばいいのに! ハハハ!!
これが一番きついジョークだったのか?
空港で、P-さん 94-03-14

最終日、アッという間に休暇が終わる。
つかの間のデートも終わり。二人でナイロビの街を歩くのは10年ぶりだった。そしてもう空港にいる私たち。
今度はいつ会えるの?
最後のツー・ショット 94-03-14

とうとう最後のツー・ショット。
でもこの十年間、こんな日がまた来るとは、夢にも思わなかった。また逢いましょうね!
そして私にはこの先、辛いボンベイ経由の帰路が待っている。
クスン (v_v)