発音とアクセント
スワヒリ語の発音はヘボン式ローマ字の読み方とほぼ同じです。
ただ、N音始まりの単語など、スワヒリ語独特の癖もあります。
私たち関西人にはちょっと苦手な鼻濁音も入ります。
カタカナ表記にしきれないのがこの2点と、もう一つあげるなら、U音の強さです。
発音
a, e, i, o, u | これら母音は、日本語とほとんど変わりません。 ただ前述のように、U音のみ、日本語より強調して発音されます。 また英語とは違い、a は必ず ア ですし、o は必ず オ です。 |
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ch | 英語の chと同じです。 スワヒリ語には ch は存在しますが、c は存在しません。 |
dh | with の th と同じです。 |
f | fat の f にあたり、of の f ではありません。 |
g | got の g です。 |
th | thin の th です。 |
s | sin の s です。 |
sh | 英語の shと同じです。 |
mw, mu | m と同じです。 母音の前の mは mw、または mu と表記されます。 これは、母音の前の mをそのままにするとマ行の音になってしまうからです。 |
アクセント
アクセントの位置は明快で、ごくごく一部の例外をのぞいて、後ろから二つ目の母音が強調され、若干ですが長音化します。
たとえば、SAFARI は 「サファリ」ではないのですが、「サファーリ」と書いてしまうと長すぎるというところです。
サファリ < サファ-リ < サファーリ
この真ん中の長さの感じです。
私のスワヒリ語は、ケニャの友人たちからは「発音面にも文法面にもタンザニア、特にダレサラーム訛りがある」といわれます。
反面、ナイロビ訛りを指摘するタンザニアの友人もいます。
案外 支離滅裂なスワヒリ語かもしれません。そのつもりでお付き合いください。