Africa想い出部屋

2005年7月22日~9月9日-今年はケニャ、タンザニア!!

7月22日 FRI
道路が混むといけないなと思い、予定していたより早く、5時10分のバスで出かけることに。案の定、車が多い。神戸着が少し遅れた。
空港行きも若干の遅れ。金曜だものね。
空港到着後まず夕食。でも軽くすませたかったから天ぷらうどんを食べた。天ぷらうどんじゃ軽くないかな。(^o^)ハハハ
そのあと本屋さんをちらっと覗いてからスーツケースを受け取る。
それからメールをチェック。
なぜかチェック・インの時間が早い。まぁ、いい傾向だ。
でも、すっきりいったわけではない。便の変更が入っていないって。そんなわけないでしょうよ!! 一応ボーディング・パスは渡すけれど乗れない可能性もあるって。そのくせ、Excessの20はOKだって、どういうのよ。
あれ、また携帯が鳴っている。さっきメールをチェックしていたときと同じ番号から。でも知らない人。放っておこうと思っていたらメール。カブース国王だ。ということは、あの電話は彼だったのか。すぐにこちらからかけて10分ほど話す。
それからラウンジへ。受付の美女から、「爪、きれいですね」って言われてちょっと、いや、かなり気をよくする。(^ー^* )フフ♪
でもラウンジからでは無線LANに繋がらないので搭乗30分ほど前に無線LANスポットへ移動。メールをDLし、2通ほどレスしたらファイナル・コール。おやおや、早いじゃないか。PCをたたんでゲートへ。
機内で乗客を出迎えていたアテンダントがスワヒリ語を話しそうな顔をしていたので話すかどうか尋ねたら話すって。そして「去年、ご一緒しましたよ。覚えています!」って。エーッ! そして、奥の通路のところにいるもう一人を指して、彼女も話すって教えてくれた。
離陸前座席までやってきて、「去年ね」って話しかけてきてくれて、「おっしゃってたでしょう。スワヒリ語を30年近く勉強しているって。先生はキクユだって」
思い出した! 去年の人だ。ギャレーで話したんだ。それからはおしゃべり全開。トイレット・キットの男性用も貰っちゃったよ。これはP-さんへのおみやげ ♪
そのあともなんやかやとしゃべった。お手洗いへたったついでにまたギャレーでおしゃべりとずいぶん楽しく過ごせた。
席に戻ってしばらくするとまた彼女がやってきて、「どうぞ!」ってゴディバを一箱くれた。わぁ、うれしい。ナイロビでゆっくり味わおう (⌒~⌒)ニンマリ
7月23日 SAT
よく眠れないままドュバイまで2時間の地点に。眠いのに眠れないのはつらいなぁ。それにしても、到着時間、なんでそんなに早いの。タイム・テーブルでは5時10分着なのに4時前に到着してしまうよ。ドュバイでの時間が長いのもつらいよ。
デューティー・フリーを少し覗いてからラウンジへ。一息入れてからシャワー。
.・゜゜・(/。\)・゜゜・ ネイルチップ、シャワーのために外してポケットに入れたのに、小指用を片方なくしてしまった。ナイロビ到着前にまたつけようと思っていたのに。
ここのラウンジは。無線LANに繋がることは繋がるんだけれどエミレーツ・サイトしか表示しなくって、メールも読めない。月曜に、ナイロビでサイバー・カフェに行くまではお預けだ。
ラウンジで、SBの若い頃にそっくりの男の子を見かけた。ブラウンの髪がクリクリッとカールしているのまでそっくり。でも目の色がグレーなのがちょっと違う。
ドュバイへは早く着いたがナイロビ行きは20分ほど遅れて出発。
あれッ! パキスタン航空機! 日本じゃ近頃名前も聞かないけれど、まだあったんだ。私は乗ったことないけれど、昔は安い旅=PKだったものね。これが青春の象徴って人、私たちの年代では多いかも。
エミレーツには、ドイツのワールド・カップ仕様の機体があるんだ。
さぁ、あと5時間だ!!
ナイロビ時間9時。アラビア半島の海岸線に沿って飛んでいるんだけれど、海の上はすっかり雲に覆われているのに、陸地には全く雲がない。不思議なくらいしっかりと色分けされている。それだけ陸地が乾いているということなんだよね。こういうのを実際に見るのって、本当に勉強になるよ。
ナイロビまであと1時間半。今はエチオピア上空。先に入国フォームを貰って記入した。気は逸るばかり (^o^)ハハハ
キャーッ! 近くの席のムズングさんが読んでいる新聞に出ているパズルの名前を見てびっくり。SUDOKUだって! 数独ですよ、これ! このパズル、日本人がこの名前を考えたとは聞いていたけれど、また一つ日本語が世界に進出しているんだ。と思いながら、バッグから数独の本を出す私 (^o^)ハハハ
エミレーツのスカイ・ショー、時々、北が上の普通の地図上ではなく、画面の下側から上に向けて飛んでいく表示がでるのでちょっと混乱する。もっとも、私の頭のでは神戸、大阪、京都、名古屋、横浜、東京と一直線なんだけれどね。
あと少しでケニャ上空だ。
(×_×;) 雲が多すぎてケニャ山が見えない。ここで見れなかったら今回はアウトなのに。
ほぼ定刻にナイロビ到着。一番に機外へでて空港ビルに向かう。
まずイミグレ。でも係官がいない。デスクは空っぽ。
昔一度ダルで、カスタムのデスクが空っぽでそのまま通ったことがあったけれど、イミグレを通ってしまうわけにもいかずじっと待つ。
やっと係官が来てスタンプを押して貰って無事通過。ターンテーブルの近くまで来たらP-さんが見えた。でも、まだ私に気づいていない。
Nyamburaもhashimotoさんもいた。やっとみんな気がついて手を振ってくれた。
荷物はちゃんとファースト、ビジネスから出たので待たされたとはいっても、流れ始めたらすぐにピックアップできた。カスタムでは何を持っているか聞かれ、服と日本食と答えたら Karibu! といってくれた。
一年ぶりの感激の再会。でもないか (^o^)ハハハ
まずホテルへチェック・インと思ったら予定していたところは満室。仕方なくヘロンへ。ここで三泊することにし、荷物を部屋に運び込んでおいて昼食に。
サリット・センターのフード・コートでシシカバブを食べて、Uchumiでちょこっとだけ買い物し、ダル行きのバスのブッキングの相談。
それからhashimotoさん宅でお茶を頂きながらおしゃべり。でも結構疲れていたので早めにホテルへ送ってもらった。
7月24日 SUN
10時にhashimotoさんが来てくれてブッキングに。
それからアダムス・アーケードでお茶を飲んで、そのあとまた場所を変えてお茶。日本の喫茶店と比べたらレギュラー・サイズでも倍以上入っているから、お腹がふくれすぎて昼食抜き。
ホテルに戻って夕刻まで三人でおしゃべり。
夕食は、Nyamburaも合流してフルサトへ。お寿司と天ぷらうどんを食べた。お腹いっぱいの割にはよく食べるなぁ。
でも、夕食、落ち着かなかった。韓国人グループが子ども連れできてて、その子どもたちがうるさいの。だいたい日本とその近辺の民族は子どもに対して甘すぎるよね。ここはファミ・レスじゃないんだから、静かに食事できない子どもは連れてきたらだめだよ。ちょっと度が過ぎてきたので思わず(嘘)「シーッ!」といってやった。そしたらその反応が日本と同じ。
まず私の方を ( →_→)ジロ!っと見てから子どもたちに「あのおばちゃんが怒っているから静かにしなさい」って感じ。言葉は分からなくても雰囲気で分かるよ。もしも "すみません" という気があるのなら、あの( →_→)ジロ! はないはずだものね。
7月25日 MON
ついてない一日だった。(×_×;)
朝からたくさんの用事を抱えて街へ。
まずタクシーでP-さんのドライビング・ライセンスの更新に。ところが、タクシーを降りてセキュリティー・チェックが終わったところで、肝心のライセンスをホテルに置き忘れてきたことに気づいて (+_+。) ガーン
もう、P-さんいっつもなんだから。ナイロビのお家に行くときだって2回か3回、鍵を持ち忘れていったものね。
とりあえずほかのことを終わらせようとP-さんの眼鏡を受け取りに行ったらできあがってないって。夕方の5時頃に来いだって!! ほんと、信じられないよこの街の商売。日本だったらとっくにつぶれているよ。
(# ̄З ̄) ブツブツ言いながらほかの用を片づけて、トゥクトゥクでいったんホテルへ戻ってライセンスを取り、とんぼ返りで何とかタワーへ。
セキュリティー・チェックが済み、ライセンスの更新はどこか尋ねて中に入ったら全然違う場所に移ったって。もう泣きそう。(×_×;)
またちょっと買い物などしつつナクマットのあたりまで戻ってホテルへ。
途中でP-さんはトゥクトゥクを降りてライセンスの更新に。
私はそのまま戻ってホテル内のサイバー・カフェでメールのDLしようとしたが、これが重いのなんの!! 200通ほどのメールを落とすのに26分もかかって100シル以上も払わされた。DLできたのは一つのアカウントだけ。あとのはどれもできなかった。
落とせたメールにサッと目を通していたらP-さんが戻ってきた。
ダル行きの細かなことを相談していたら眼鏡屋から電話。なんと、フレームを壊してしまったって。きっと朝行った時からそうだったんだ。それで旨く直せないからTELしてきたんだよ。というわけでまたタクシーで街へ。
本当にインド人だけじゃなく中国人もすごい商売をしている。壊れたから修理しますだって! 壊れたんじゃない、店側で壊したんだから修理なんてあり得ないじゃない。結局すったもんだの末、新しいフレームにレンズをセットするということにさせて一時間後に戻ることになった。
ブック・ポイントで時間をつぶすしかないなということになりまた歩く。今日はタクシーも歩きもいつもより多いよぉ…(>_<)ヽ ナケルゼェ
やっとこさ眼鏡を受け取ってオニャンゴのところまでタクシーで。ダルから戻ってからのアパートメントのブッキングをすませてヘロンへ。
もう怒りと疲労で食欲もないので焼きトウモロコシを買って帰る…
夜、ナイロビに残しておく荷物をhashimotoさん宅に預かってもらうので取りに来てくれた。ほんの少しだけおしゃべりしてhashimotoさんは帰って行った。
荷物の最終チェックをして早寝だぞ!
7月26日 TUE
ダル行きのバス、ホテルへのピック・アップが7時半の予定だから、昨日中にアーリー・ブレックファストのオーダーをし、5時半起きで準備。
ところが、迎えが来ない。
代理店の人の携帯を鳴らしてみたら問い合わせるという。ところが、なんと、その連絡を受けてやってきた車のドライバーが言うには、あの代理店の人、私たちのピック・アップをアレンジしてなかったんだって!! 今朝の私たちからの電話であわてて手配したんだって。でも、バスはすでに出てしまっているので迎えに来てくれたこの車で追いかけるんだって。
でも、道は混んでいるし、最初の追いつき予定地点ではバスは出てしまったあと。次のところまでまた猛スピードで進む。
そこでやっと合流できたんだけれど、途中の検問で、迎えのドライバーのライセンスが、運転用ではなく乗客を運ぶ方のライセンスの有効期限が切れているとかで没収されてしまった。それでも先へ進ませてくれたのは、私たちにとってはうれしかったけれど、いいのかねぇ、そんなことで。
でもまあ無事アルーシャ行きのバスに乗り込む。
ずいぶん久しぶりの道を走ってナマンガ・ゲートに到着。ケニャ出国手続きに。
スワヒリ語上手だねとか言われ上機嫌で車に戻る。
お決まりのマサイのママたちの物売り攻勢。中の一人がバンギリをくれた!! ビーズなんかの手作りのものではなく、仕入れ品なのに。Remember you! とか言ってくれたんだけれど。帰りが怖いかもと思ったけれど、よく考えたらこのバスはいわゆるサファリのバスではなく路線バスみたいなものだから、お客が帰ってくるという保証はないんじゃない。じゃぁ、本当の好意。そうよね、行きっぱなしの人もいるだろうしねぇ。P-さんにそういうと、帰りに出会ったら、なにか買ってあげたらいいという。そうだ、そうしよう。
タンザニア入国手続き。ビザの担当官がチャガの名前みたいっていうから「オールド・モシの?」って聞き返してやったら、なんだモシで結婚しているのかって納得している (^o^)ハハハ
荷物のカスタムのチェックは知らない間に終わっている。楽ちん! (*^-^)ニコ
ということは、フリーパスじゃない!!!
さぁ、一路アルーシャへ。でも何となく眠くって、時々うとうとしながら。
だんだん豊かそうな土地に変り、畑が続き、アルーシャが近くなってきた。
アルーシャは16年ぶりぐらいかなぁ。最後に行ったのはベティの結婚式だったのかポールのだったのか、もう覚えていないや。
色とりどりの花が咲いて穏やかな感じ。まず懐かしのホテル77へチェック・インした。でも、前に泊まったのは20年前なんだけれど、あまりの変わりようにショック。あんなにすてきなホテルだったのに…
明日のバスのブッキングに、タクシーで街へ。ポーターの男の子、さっきたくさんチップを上げたから、タクシー、旨くやってくれた。ドライバーのおじさんはちょっと怒っていたけれど、ポーター、車が出るときに私たちにOKのサインを送ってくれた。ちょっとハイネスに似てる、この子。でも、メルーだって。
両替、ダル行きのバスの予約、食事、そして復路のナイロビ行きの予約まですませてホテルへ戻った。
今日は長旅で疲れているし明日はバスで長距離だし、早寝しよう。
7月27日 WED
思っていたとおり、タクシーのドライバー、約束の金額に上積みを要求してきた。でもいいか、結構安いんだから。
バスはほぼ定刻に発車。
まずモシへ。何年ぶりだろう、モシ。ポールの結婚式だったのか、ベティーのだったのか、ちょっと混乱して思い出せないけれど、それ以来だものね。あー、トムが一緒だったから、ベティーの時かぁ。YMCAの前のところ、マーケット、みんな覚えている。
モシを出て、途中15分(!)の休憩を挟んでチャリンゼへと向かう。
15分の食事休憩っていうのもすごいなぁ。まぁ、ドライブ・インといえば言えるんだけれど、そこで食事を買ってバスの中で食べるの。「卵とチップス」というメニューがあったので、フレンチ・フライと目玉焼きが出てくるかと思って注文したら、なんというか…フレンチ・フライ入りのオムレツみたいなのが出てきて、こりゃ食欲減退だと思って「牛肉とチップス」に取り替えてもらった。
途中の休憩はここだけ。まぁ、お手洗いを積んでいるバスだからトイレ休憩は要らないのかもね。みんな早く着くことを望んでいるだろうし。
そうそう、食事休憩が終わって走り出してすぐに逆戻り。なにかと思ったらコンダクターを積み忘れ。おいおい、兄ちゃんよぉ~(  ̄Д ̄)ノ(゜∇゜|| )ヾひぃぃぃ
改めて走り出してかなり走ったところでまた停車。途中でほかのバスが故障して、その乗客を拾いに戻るかどうかで、ドライバーやコンダクターが会社との連絡をしていて30分ほど時間を食った。P-さんは最初、お互い様だから拾ってやればと言っていたけれど、それは土地勘がなかったから。タンザニア人の乗客から、いったん戻ってそれからダルに向かえばダル着は8時を過ぎるときかされて翻意。(^o^)ハハハ
おまけにチャリンゼの近くで渋滞があったのでウブンゴに着いたのは夕刻。
でもあまりの変わりようにただただビックリ。昔、古着屋なんかがいっぱいだったところが大きな、立派なバスターミナルになっている。そこを出てスカンジナビアのオフィスまでの道も、どちら側を向いても分からない、自分がどこにいるのか。ものすごい変わりよう。ここがダルか!?って感じ。
やっと到着。タクシーでアイの家の近くまで行くことになった。ドライバーは1万シルというが、スカンジナビアのインフォメーションの人にきくと7~8000シルだという。戻って6000シルを提案、結局7000で妥協、行ってもらうことにする。
いわれていたサイン・クラブについて連絡しようとしたらここには電話がないという…、どうしよう。困っていたら、クラブのマネジャーが自分の携帯で連絡してくれ、待つことしばし。何となく知っている感じのする顔立ちの青年が現れた。あれかな?と思っていると私たちのテーブルへ来た。ベンジャミンと名乗るので、一瞬チャールズ兄のところの息子かと思ったらマリキの息子だって。ロンドンにいるとばかり思っていたのに、大学が終わってこっちに戻って就職していて、今夜はたまたまアイのところに遊びに来ていて迎えに来てくれたんだって。チャットで話したことはあったけれど、会うのは、彼がウイーンへ行く前からだから20年ぶり。あの小さかった子がこんなに大きくなっているなんてねぇ。
アイの家に着き、初孫と初対面 ♪
生後2週間だもの、小さい。持ってきたお祝いの贈り物は大きすぎるけれど、すぐにちょうど良い大きさになるわ。それにしても、アイがママにねぇ。
しばらくして、ヘレナが帰宅。ママ・アイリーンの上の娘、シーアも戻ってきて、これにはちょっとビックリ。でもおとなしげな子で、今はフォロダニで勉強しているって。キマラから街へは遠いので、ここから通っているそうだ。
食後、ちょっと話しているともう12時。明日は、ヘレナは午前中は仕事だしシーアも学校。もう寝よう。
部屋へ戻ってP-さんに言ったら笑われたが;
クラブのマネジャーがアイに連絡してくれたとき、「すぐに迎えをよこすっておっしゃってますよ」といってくれたんだけれど、私、「でも、私たちの様子も伝えないで、迎えの人に分かるかしら」なんて思っちゃったんだけれど、誰だって分かるよね。なんであんなことで心配したんだろう。疲労かな (^o^)ハハハ
7月28日 THU
P-さんの運転で、街へ出かける。
アイは初めての子連れ外出。私たちが両替に行っているとき、知らない人から抱っこしているのはお人形かって聞かれたんだって!! 他の人からは、子どもが子どもを抱っこしているって笑われたって。 (゜-゜;)ウーン ベビー・フェイスだからねアイは。どう見たって25才には見えないものね。それでも少しふっくらして、モデル時代とは全く違った雰囲気になっている。
そのあとサモラ・アベニューをたどって歩いて子ども用品のお店などを覗いてから休憩。お昼が近いのでヘレナも合流して一緒にランチということになった。ヘレナは同僚のマリアムという女の子と一緒にやってきた。
若い女の子たちのお喋りっておもしろい。マリアム、彼女の隣の席に座っていた白人のおじいさんが入れ歯を外したといって驚いて、大笑い。若い頃って何を見ても面白いのよね。
そのあとまたお店をちょこっと覗いてからタクシーで車を止めてあったエアー・タンザニアのオフィスまで戻る。そういえば、ムリマも亡くなったんだよねぇ。ギリアードも。二人とも私よりも年下なのに…。
またP-さんの運転で帰宅。
すぐお風呂場に飛び込んでシャンプー。やっぱりダルも暑い。シャワーしたら気持ちよくなってそのまま昼寝と思っていたら、帰る途中に出会ったヴィッキー姉のお姉さんの娘がやってきたのでしばらくお喋り。上のお姉さんのところの子かなぁ。ブレンダとは従姉妹とはいっても血が繋がってないから、似ているはずがないのに似ているのが不思議。
彼女の携帯でヴィッキーに電話。声を聞くのは数年ぶりなのに「Shikamoo」といったとたんに私と分かってくれた。
ヴィッキーの声を聞くと落ち着く。何ともいえない安心感を与えてくれる。甘い人ではない。どっちかというと厳しい人なんだけれど、私にとっては、突き放す厳しさではなく見守る厳しさで接してくれて、それが安心感に繋がるのかなぁ。
年を重ねて、こういう女性になれたらいいなぁと常々思っているが、"なれたら" ではなく "なるよう" に努力しないといけないんだよね。でも、この年になって、まだヴィッキーの足元にも及ばない。彼女と話している私なんてまるで子ども。あとからP-さん、本当にヴィッキーのことが好きなんだねって笑っていた。
夜になって、アイの友達が次々やってきて、ちょっと疲れた。だって、若い人たちのお喋りってハイテンションでついて行けないもの。
7月29日 FRI
朝、まずスカンジナビアのブッキングに。そして本屋さんを回ってからいったん家に戻ってアイをピックアップしてザイアンの検診に。毎週金曜日が検診日だって。アイたちがクリニックに行っている間、私たちはお茶しながら休憩。
検診が終わったアイと合流して遅めの昼食を取りにムササニへ。
P-さんとアイはチキンを頼んだので私もそうしようかなと思いつつ、サカナは何があるのって聞いたらchanguがあるって! すかさずアイが、「マミー、絶対changuを食べなさいよ。だって、大好きだったでしょう、changu」って。というわけで久しぶりにchanguをお腹いっぱい食べた。
食事のあと、すぐそばのモールでアルマが働いているから覗いてみようということになりなって行ってみると、そのお店の前にエンドリューがいた!!
私のこと覚えている? ってきくと「アンティetsumiでしょう」って。そしてP-さんに、昔すぐ近くに住んでいていつでも一緒でしたって説明している。ちゃんと覚えてくれているんだ。まだ小さかったのにねぇ。私のこと、ママ・ヘレナって最初に呼んだのがこの子なんだよね。去年女の赤ちゃんが生まれたんですって。15年は長いよねぇ。そうかぁ、グレースもおばあちゃんになったのかぁ。
そうこうしているとアルマが出てきた。さすがに彼女は3才ぐらいまでしか一緒にいなかったから私のことは覚えてはいなかったけれど。グレースとンゴウィの電話番号をもらってあとでかけることにする。
そのあと夕食の買い物をして帰宅。夕方まで休憩。
夜になってグレースに電話すると開口一番、孫が生まれておめでとうだって! 自分だって私より先におばあちゃんになっているのにねぇ。お互いに近況を報告し合い、年取ったことを確認(?)しあって大笑い。会いたいけれど、明日からモシに行くんだって。ママが具合が悪いそうだ。グレースたちのママ、私も会いたいなぁ。とってもいい人だった。暖かな女性。モシから戻ってきたら会おうということになったが、私がダルにいる間に戻ってこれるかなぁ。
7月30日 SAT
今日からザンジバル!
ヘレナを拾って港へ行くことになっていたが、オフィスまで行くとマリアムも一緒に行くという。4人というのはいい人数かもしれない。
港へ着くと、ファースト・クラスしか席がないという。それはそれでいいんだけれど、レジデントのファーストがないなんて言い出す。じゃぁ飛行機にしたらということになりヘレナがチェックしに行くことに。
でも、ヘレナ、笑わせてくれる。その前にアイスクリームを買ったんだけれど、P-さんが手にしていたお釣りをニタリと笑いながらくすねていった。本当にmtunduなんだから。
で、戻ってきて、やっぱり船にしようと言う。マリアムのことを考えると、やっぱり船で行くのがベターだな。ということで4時の船にすることになった。その前にちょこっと腹ごしらえ。
さぁ、2時間の船旅だ。
船内は満員。韓国の人が多い。お天気がいいから特に揺れることもなく到着。
アイから聞かされていたとおり人がいっぱい寄ってきてうるさいし、何よりうさんくさい!! 一人だったら泣いてしまうかもというぐらい。
仕方がないのでアイから聞いていたホテルへ。でも、彼女が言っていた部屋はセルフ・コンテインだけれどあとの部屋は違うということで別のホテルへ案内してもらう。ここはセルフ・コンテインだけれどお湯がでない。結局Jamilaさんから聞いていたホテルの名を告げて連れて行ってもらう。
ダブルでエアコンつきはないので仕方なく、私たちはトリプルのエアコンつき、ヘレナとマリアムはダブルのエアコンなしにする。
シャワーを浴びてからフォロダニに繰り出そうということに決定。でも、姫たち、時間かかり過ぎなんだよ!! 1時間後に集合ってことだったのに、結局1時間半後になったじゃないか。
レセプションへ降りていくと、さっきホテルまで案内してくれたSimbaが待っていた。そのまま案内を続けてもらうことにしてフォロダニへ。
シーフードを食べさせる屋台が並んでいる。当然のことながら、Simbaがコミッションをもらえるお店に連れて行かれる。(×_×;) まぁ、どこでも同じなんだろうけれどね。プロウンズ、ロブスターだけでなく、タコやイカもあって美味しい。でも高い。特にソーダとチャイは腹が立つほど高い。
満腹になったところでバンドが入っているお店にでかけて行ったのだが、私たちの到着と同時に今夜の演奏は終了。でも、私は内心ホッとした。(^o^)ハハハ
ヘレナたちだけディスコに行かせて、私たちは疲れたのでホテルへ戻ることにする。Simbaに案内料を払い、ヘレナたちを連れて戻るまでしっかりエスコートするように頼む。
疲れすぎたのかなかなか眠れない。あるいは、ネコをたくさん見過ぎて神経が参っていたのかも .・゜゜・(/。\)・゜゜・
7月31日 SUN
スパイス・ツアーに行くことにする。4人なのでタクシー1台。ちょうどいい。
まずダラジャニで買い物をしたいという姫たちの希望にあわせる。いったん自由行動ということにする。若い女の子たちにつきあって歩いはていられない。疲れてぶつぶつ文句を言うよりは、好きに歩かせておいた方がお互いのため。
私たちはゆっくりと歩き始めた。P-さん、カライ(天ぷら鍋)を発見、即購入。なんでこんなものザンジバルでって思うんだけれどね。私は特に欲しいものはない。途中でミワのジュースを飲んでミスィカキを食べて、それでかなりの満足度。どちらも美味しかった。汚いといえば十分汚いはずなんだけれど、こういうものって、汚いと思いながら食べるとお腹を壊すので、美味しいと思って食べれば大丈夫! って、そんなもんでもないか。(^o^)ハハハ
スパイス・ファームへ着いて、自分たちだけで回っても何も分からないからガイドをつけることに。一つ一つ香りを嗅がせてくれて、説明してくれる。見せてもらったスパイスの数も多かったので、内容的には充実していたといえる。最後にマダフまで飲んだ。ガイドと一緒に回って、草でネックレスやメガネを作ってくれた子どもたちにもちょっとだけお金をあげて、椰子の木に登った人にもマダフの代金というか興行料を上げてツアーはおしまい。
そして売店でスパイスの購入。
何種類かのスパイスをボート型にきれいに並べてあるのを、一つ2500シルというのを5つ6000シルで購入。これはいいお土産になる。私もダイニングに飾ろう。もっと買えば良かったかなぁ。
帰り道、ドリアンを購入。今までチャンスがなかったというか、あっても怖じけていたんだけれど、200円ぐらいなのでだめだっても損はしないだろうと購入。
それからJamilaさん推薦のレストランへランチに。土地の人と観光客でいっぱい。やっぱり評判のお店なんだろうなぁ。ただビリアニは、人によって好みがかなり違うのでP-さんは全く口に合わなかった様子。ヘレナもマリアムもたくさん残している。私も半分以上残した。食べ物は特に美味しいとは思わなかったけれど、ここのスパイス・ティーは美味しかった。
先にダルへ帰るヘレナとマリアムを港まで送ってホテルへ戻る。
シャワーを浴びて休憩。
ダラジャニまで歩いて出かける。P-さん、よく道を覚えている。こんな細い、迷路みたいな道、よく覚えていられるね。私だったら絶対できないよ。
でも夕方だからみんな店じまいを始めている。一軒、すごくいい靴をおいているお店があって、P-さんはブライアンに買いたいのがあったんだけれど、もう一つ小さいサイズまでしかなくって断念。
そこからまたフォロダニまで歩いて、シーフードを買い込んで、ホテルに戻って食べることにする。ルーム・サービスでソーダを頼めば、ネコを気にせずに食べられるもの。
デザートにドリアンを取り出しては見たものの…、P-さんは最初からNOだった。私は、食べては見たものの、これが果物の王様かい!?って感じ。まず第一に、果物が持つ爽やかさがない。かといって、アボカドのネットリ感とも違う、なんか重ったるい感じと、やっぱり"異臭"が鼻に来る。それでも二口、三口食べたのは立派だと思う。そのままくず入れへ・・・(・・*)ノ ⌒◇ポイッ しかも、そのくず入れを部屋に置いてはおけなくて廊下に出しちゃった。
食後、いろいろ考えて、ビーチへ行っても一泊だけだし、明日ダルに帰ろうということになりアイに電話を入れた。
ここの暑さとネコの多さは、ちょっと私向きではないなぁ。
8月1日 MON
朝食のあと港へ。10時の船でダルに戻ることに。
出航を待っているとSimbaが船中まで挨拶に来てくれた。P-さん、このmzeeが気に入った様子。夕べのヘレナとマリアムの様子など詳しく聞いた。
今日は天気が悪くって時々雨が落ちてくる。ビーチに行くのを止めたのは正解かもしれない。さぁ、ダルまで2時間、眠れるかなぁ。
ヽ(゜ロ゜; )ギャアア!! 眠るどころじゃなかった。半分あたりまで戻ったところで強烈、猛烈な船酔い。船ってずいぶん長いこと乗ったことはなかったけれど、横浜港などの遊覧船では大丈夫だったし、バスも飛行機もずいぶん長い間本格的に酔ったことはなかったのに。。。
後半1時間は後部デッキで乗り物酔いとの格闘。もうフラフラ。私のほかにも数人、同じ症状の人がいた。いやぁ、乗り物酔いのつらさ、何年ぶりかで思い出した感じだなぁ。
ダルについてサモラ・アベニューまで来ると気分の悪さは治まっていたので、軽くお昼をとって家に戻ろうということに。アスカリ・モニュメントの近くのムカハワでサンブサなんかを食べたんだけれど、メニューより高くとられたってP-さん怒っている。計算が合わないって言ったら、値段が変わっているって言われたんですって。ほんと、油断も隙もないんだよね。
その間に私はタクシーと交渉、4000で折り合った。でも、家の近くで道を間違えた。P-さんがもう一つ先だって言うのに、ここだって言って折れてもらったらやっぱり違っていた。それで割り増しを要求されて、500だけ余計にあげようと思ったら1000シルしかなくって、結局5000あげることに。何をしていることやらって思ったけれど、この距離を500円ほどで走ってもらうのは気の毒だともいえるんじゃないかな。
夜になって、またアイの友人たちが次々とやってくる。「マミー、ごめんなさいね、落ち着かないでしょう。みんな赤ちゃんを見に来るから…」ってアイは恐縮するけれど、私よりザイアンが疲れているよ。結構ぐずるのがその証拠では。
8月2日 TUE
P-さんがカリアコーへ行きたいというのでキサの弟のトニーに案内を頼んでいたのだが、急用だとかいうことで別の男性が来てくれた。名前を忘れてしまったが、運転は上手だし、道路もよく知っていていろいろ連れて回ってもらった。キストゥのミワのジュース屋さんへも15年ぶりに行った。お店の雰囲気は全く変わってなくって、ただただ懐かしかった。
ラッキー・バザールへ行くと、チャールズ兄は友達の葬儀でモシへ行っていて留守でユーニス姉はカリアコーの方の新しいお店にいるということで、一番下の息子(あー、名前、忘れた。この子がスティーブだったかな。ナオミの結婚式の時、ヘレナと一緒に先導した子)に案内してもらう。
4年ぶりの再会だったが、ユーニス、手首を痛めたといって包帯をしている。お互い年をとるといろいろあるよねぇと、P-さん達が車で待っていることも忘れてずいぶんおしゃべりした。ナオミのことで愚痴を言ったり聞かされたりと、時間の経過なんか全く感じない、昔通りのおしゃべり。
そのあとSIDまで、P-さんが欲しがっているシリンダーを探しに。でも値段の折り合いがつかずに断念。この値段、絶対外国人向けの値段だよ。P-さんはナイロビ訛りだし、私はダル訛りとはいえ外国人だしね。それに、運転してくれている人もタンザニアの人じゃないからどうしても高くなるよ。
夜はキサのお家に招かれた。美味しい家庭料理でもてなしてくれた。彼女、美人だし優しいし、アイの友人がみんな彼女みたいだったらいいのに。もっとも、友人とは言ってもずっと大人だからかもしれないけれど。近くにこんな良い人がいてくれてることだけでも喜ばねば。今の家に引っ越すときもずいぶん良くしてもらったということだし、これからも本当の妹のように扱ってやって欲しい。
8月3日 WED
クンドゥーチへ行こうかと思っていたんだけれど、買い物もしたいということになってまたシティー・ツアーに決定。
出かける前にヴィッキー姉が会いに来てくれた。ちょっと年とりはしたものの相変わらずすてきなお姉さん。ンベズィ・ビーチもミコチェニもうるさいからシャンバに住もうかとジョン兄と話しているって。8エーカーぐらいだとちょうどいいとか言っている。大きい方のシャンバは人任せの方が楽だものね。ブライアンは改宗してロンドンに住んでいるし、ブレンダはアメリカだし、老後はジョン兄と二人っきりの静かな生活か。ジョン兄の単身赴任が長かったから、これから夫婦二人ッきりというのはいいかもしれない。うらやましい。
先日、P-さんは、本当にヴィッキーのことが好きなんだねって笑っていたけれど、そういうP-さんだって魅了されていた。(^o^)ハハハ
買い物ツアーで乾燥キサンブ発見! これは買わねばと思ったんだけれど、でもどんなものか、どんな具合か分からないし、とりあえず二袋だけ購入。
明日のランチ・ボックス用にチキンやスコーンズをゲット。でもジュースは気に入ったのがなくナマンガで買うことにする。
そのナマンガで、蚊取りラケットを探していると物売りに告げると持ってくると言って走り出した。でも、持ってきていった値段が笑わせてくれる。2万シルだって! ベンジャミンが5千シルで買ったっていうから私は4千で買おうと思っていたのに。だって、ベンジャミンはタンザニア人とはいっても外国の方が長かったからスワヒリ語が上手くないのできっとぼられているはず。だから私は4千と踏んだの。それで「何をアホなことを言っている! 4千しか出さん!」というと、即1万5千だって。バカか、おまえは!? で、結局4千になったところで、私が欲しいのはチャージするタイプのもので、この人が持ってきたのはバッテリー式と判明、交渉決裂。せっかく4千になったのに。あとから思えば、もう500まけさせて、買えば良かったかな。
帰宅後、荷造り。
夕食はローズ・ガーデンでニャマチョマということになっていたのに、キサが、子どもさんが腕を折ったとかで来れなくなり私たちだけで行くことに。ママ・アイリーンを誘ったんだけれど、子どもたちが待っているから帰宅が遅くなるのはということで、結局私たちをローズ・ガーデンまで送ってくれて帰って行った。
ローズ・ガーデン、みんなが絶賛するだけあってすごく美味しかった。けれどネコが多い。多すぎる。(×_×;) それでも満腹するまで食べて、おみやげ用も焼いてもらって帰宅。
家では自治会会議みたいなのをやっていて、私たちは寝室で休憩。
会議終了後、しばらく話したらもう日付が変わりそう。
明日早いから、もう寝なくっちゃ。
8月4日THU
ヘレナの車で町まで行って、そこからタクシーでバスの乗り場まで行くことに。
アイリーン、眠いのに頑張って起きてきた。来年、また会おうね。ザイアンも大きくなっているだろうし。ババ・ザイアンにもよろしくね。
町まではすごいジャム。その中をヘレナはマタトゥ顔負けの運転をする。この跳ねっ返り娘! いったい誰に似たんだろうねぇ。
アイもヘレナもザイアンも、今度会うときまで幸せでいてね。
バスはほぼ定刻に出発。ドライバーはアラブ系の大きなおじさん。運転はかなり上手い。第一安心感がある。
走り出してすぐにチャイとビスケットのサービス。このチャイが美味しかった。キサのチャイ・ヤ・イリキも美味しかったけれど、まけない美味しさだった。
チャリンゼでオレンジを購入。バスが着くとワーッと物売りが押し寄せてくるんだけれどオレンジを持っている人が多い。きいたら1000シルだって。日本円だと100円ちょっとってとこかな。50個ほどでこの値段! 安すぎて気の毒。
モシが近づいたあたりで今度はトマトを購入。これもバケツいっぱい、たぶん70~80個ぐらいあって同じく1000シル。大きいし、きれいし、ちょっとうれしくなる。ナイロビではこんな大きいの、ないかもしれない。
アルーシャのバスの事務所前までは乗らずにホテルの近くでバスを降り、そこからタクシーで、明日のシャトルのピック・アップを頼みにいってからホテルへ。
この間のポーターが Shemeji, karibu! って出迎えてくれた。ほんとうにハイネスによく似ている。特に笑ったらそっくり。
部屋に入ったとたん、熱っぽかったのが爆発。でも一日中バスに乗っていたのでともかくシャワーだけしてベッドへ。夕飯どころではない。P-さんも疲れて食欲がないというのでランチの残りですませて、二人とも早寝。
ところが!!!
11時頃、ドアが開く音が。熱と疲れでぼーっとなったまま、P-さんがお手洗いに立ったのかなと思いながらドアの方を見ると、お手洗いではなく外のドアが開いている! そして、人の頭が暗がりでも見える。
P-さん! 慌ててP-さんを揺り起こすと飛び起きてドアのところへ走っていった。
なんと、ルーム・キーパーだと名乗る女性が「この部屋に鍵を忘れたという電話が今入ったので見に来た」という。そのときは私もP-さんも疲れ果てていて知恵が働かなかったが、レセプションへ引っ立てれば良かった。だって絶対に泥棒だもの。私たちが早くから電気を消していたから外出していると思ってきたんだよ、きっと。だってお客がいる部屋の鍵、ノックもせずにマスターキーで開けて入ってくるなんてあり得ないもの。でも、信じられないほど度胸のある泥棒女!
8月5日 FRI
シャトルでナイロビまで。
熱は下がったみたいだけれどまだしんどい。でも帰るしかない。頑張ろう。
ナマンガに着いて、TZ出国の長いキューに。シスター姿の二人が割り込もうとするから怒鳴ってやった。「あなたより先にこっちの列に並んでいた」なんて平気でいう。その列に並んでいたP-さんはもう10分も前に終わっているよ。それでも強硬に私の後ろに入ろうとする二人を遮って、白人のおばさんを通してあげた。どんな教えを受けているんや!?
この前バンギリをくれたママを探してなにか買ってあげようと思っていたのにいない。それを察した物売りたちが次々とおばあさんを連れてくる。違うよ。私が探しているのはもっと若い人。おばあさんじゃなくておばさん。きっと私より年下のはずの人なの。
ケニャ入国。オフィサーが「おはようございます」というから、日本語で返事したあと Habari? というと Mzuri! って。ケニャにいることを実感。(*^-^)ニコ
さぁナイロビに向けて出発というとき。
私たちの前に座っていた三人連れのインド人たち、ひどい! マサイの、ママというよりは女の子といいたいほどの、若いきれいな女性の商品をとって、お金をちゃんと渡してやらないものだから、その子、必死で走って追いかけてくるの。シャトルのドライバーが気づいて車を止めて、品物を返してやれという。ところがまた、その品物を返して、お金と別な商品をとってしまう。最悪の男たち。あんたたちの方が絶対にお金持ちのはずなのになんてことをするのよ! 女の子、きれいな顔を引きつらせながら「返せ!」と喚いている。とうとうドライバーが怒って、「いい加減に返してやれ! そうでないと車が出せない!」と怒鳴る。それでもまだ一つちょろまかそうとして「ほかのも返せ! 全部返せ!」とマサイの子に怒鳴られている。恥ずかしくないのかねぇ。30代ぐらいの、そこそこお金もってそうな身なりで、マサイの女の子の商品を騙し取ろうなんてねぇ。最低だよ。
やっとナイロビ到着。
荷物をとりあえずアパートメントに放り込んでおいて、必需品の買い出しに。明日の朝食の分だけは確保しておかなくっちゃ。
夜、hashimotoさんが預けてあった荷物を届けてくれたので一緒に夕食に。でも食べられない。テーブルに並んでいるのは好きなものばかりなのに…
チャイだけ飲んで帰宅。~~~~~~~(;_ _)O パタ...
8月6日 SAT
午前中にP-さんの荷物のピック・アップ、買い出しと、またhashimotoさんのお世話に。昼食はアダムス・アーケードのJAVAで。まだ食欲が回復しない。
午後は台所の掃除、整理、整頓。
また熱が出てダウン。イヤー、辛い。。。。
こんな本格的な風邪って何年ぶりだろう。まさかあとからアレルギーなんてこと、ないだろうねぇ。今のところいつもの咳とはタイプが違うから大丈夫だろうとは思うけれど。でも安心しきれないし…
8月7日 SUN
またhashimotoさんと出かける。(^o^)ハハハ
まずは腹ごしらえとパンダで湯麺を食べる。P-さんはシンガポール焼きそばをオーダー、というか私が決めたんだけれど。でもこれが大正解、美味しかった。ビーフンを手に入れよう。
ウエストランドまで連れて行ってもらったがテキストブック・センターは日曜だから1時まで。仕方がないのでUchumiで買い物して帰宅。
おしゃべりして夕方まで。
夕食はスパゲティ・ミートソース。でも鼻がつまって匂いが全然分からないから美味しいのかどうか (・_・、)
夜はDVD鑑賞。今年はTVは借りないでおこう。
8月8日 MON
まずベーコンの買い出しに。
ベーコン1キロ、ハム1キロ、チーズを買ってからサイバー・カフェに。
メールのDLだけで55分もかかった。約1000通。メルマガ等はほとんどoffにしてきたし個人的なメールはないのに1000通も…
そのあとナクマットで買い物して帰宅。
不要のメールを削除したらかなり減った。
スワML、活発すぎてついて行けない (⌒~⌒)ニンマリ でも、中途半端になっている部分もあるからレスしようかなとちょっと迷う。
夜はまたしてもDVD。でも明日の朝早いのに、おきられるかなぁ。
8月9日 TUE
今日はP-さんが日帰りでナクルへ。ということで一人で留守番。
たまっていた日記を書き、メールに目を通し、夕食のキサンブの用意をし、シャンプーして、今3時。
まだ戻ってくるまで3時間ほどあるかな。昼寝するわけにもいかないし、ゲームでもしようかな…
キサンブが美味しくできあがったところでまだ5時半。予定より出かけるのが1時間ほど遅くなったからたぶん7時頃になるだろうなぁ、帰り。
薄暗くなり始めたとき、トゥクトゥクが入ってきたので、これだ!と思ったら当たりだった。良かった、早く戻ってこれて。
ちょっと疲れているみたいだったけれどウガリを作ってもらってキサンブの夕食。P-さん、キサンブは初めてだったけれど気に入ったみたい。
お疲れモードだから早寝。
8月10日 WED
お天気、悪い。
サリット・センターまで行って買い物。帰りはいつものタクシーに迎えに来てもらった。途中でチキンとトップ・サイドを購入。チキンはレッグだけじゃなくブレストも買ったので今夜は親子どんぶり。
肌寒いし眠いしでちょっとだけのつもりでベッドで横になったら二人ともぐっすり眠ってしまって、ふと気がついたら7時過ぎてしまっている。
あわてて起き出して晩ご飯の用意。どんぶりもので良かった。
DVDを1本見たところで疲れて就寝。よく寝るよね。
8月11日THU
今日は10時に街でアポがあるので早めに出かけた。
コーヒー・ハウスで待っているとP-さんに声をかけてきたMsomaliがいた。なんと20年ぶりの再会だって! e-chanパワーだよね。P-さん一生懸命このe-chanパワーを彼に説明している。(^o^)ハハハ
この人、イブラヒムって言うんだけれど、私、たぶん初期の頃に出会っているんじゃないかなぁ。ドライバーの仕事を辞めて今はイシオロにいるらしいけれど、その年代からすると出会っていても不思議はないよね。顔に見覚えがある気がする。といっても、典型的なソマリ顔だから他人の空似ってこともあるかもしれないけれど。
Tanakaさんとお会いして辞書を頂く。すごいなぁ、PCの専門家で、スワの学習の過程でデータベース化していたということだけれど、それにしても個人で…。
ナクマットで買い物し、ブック・ポイントでも買い込んで帰宅。
8月12日 FRI
ここ数日ずっとお天気が悪い。今日も朝から寒く、小雨が降っている。なんでこの時期にこんなお天気なんだろう。今日はどこにも出かけないぞ!!
朝、シャワーしているときにバスタブで転けた。左の顎を打ちつけたけれど、それほどきつくなくて良かったと思っていたら、実は左腕を先に打ちつけて、そのあとに顎を打ったから助かってたんだ。顎にモロだったら砕けていたかもしれない。だって、左腕、夜になって大きなアザになってきた。
他人様が見たらDVだと思うかもしれないといってP-さんと大笑い。
でも、大きな音がしたんだろうなぁ。P-さん、台所から飛んできたもの。さすがにフライパンは持っていなかったけれどターナーは握ったままだった。
8月13日 SAT
今日も朝から雨。
夜中、冷え込んだのか、膝が痛くって眠れなかった。困ったなぁ。
土曜なのでhashimotoさんとご一緒。まずP-さんを用があるというお店に落としておいていつものサイバー・カフェにいったらお休み。仕方がないのでもう一つ上の階でメールをDL。終わってしばらくしてP-さんと合流。
ステアーズでランチのあとビレッジ・マーケットへ。
ナクマットで湯たんぽをゲット! 冷えた感じで膝が痛んだので、これで助かるはず。値段が付いてないので売り場の人に尋ねると300何十シルだかという返事。悪くない、買おうということでレジへ。ところが値札が付いてないから、レジの人が袋詰めの係の人に見に行かせた。ずいぶん待たされて、待たされて、もう止めて帰ろうかと思うほど待たされたころ、100何十シルだとか言ってきた。待った甲斐があった (^o^)ハハハ というわけで即刻お支払い!
ナクマットをでたところで花嫁行列が。ところがこの花嫁さん、全くかわいくなくって、というか初々しさがない、つまりおばさんでありまして、hashimotoさんなんか、花婿に「本当にこれでいいんですか?」って聞いてやりたいと言い出すほど。ウ・・ ウン(・_・)、私もそう聞きたいよ。
8月14日 SUN
今日もhashimotoさんとご一緒で、トーキョーのランチ・ブッフェに。お腹いっぱい。けっして安いわけではないけれど、というか高いかもしれないけれど、まぁいいか。それにしてもインド人やケニャ人までたくさん来るのがすごいよね。みんな結構上手にお箸を使っている。
そのあとJavaでお茶。
よく考えたら、左足が急にしびれを伴って痛み出したのはお風呂場で転けてからだ。もしかして、そのときに腰を痛めたのかなぁ。夕べは湯たんぽを入れて暖かかったけれど、足のしびれはなくならなかった。つらいなぁ。帰ったら整形外科通いかなぁ。
8月15日 MON
エミレーツへ帰りのチケットの購入に。
オフィスが変わっていてちょっとびっくり。カウマがカウンターに座っていたのでちょうど良かった。またエクセスをもらったので安心。カードを忘れていっていたので検索してもらったら「三人いるよ」って言われ、のぞき込んだらアイとヘレナだった。P-さん、「二人とも娘だよ。家族全員集合だ」ってカウマに言って笑っている。
カウマも老けたなぁ。BAにいたころはまだ若かったのに、老眼になっている。P-さんとカウマが隣同士に住んでいたのは30年近く前だよね。カウマは堅実そうな人だから好きだな、私。
そのあと新しいナクマットへ。ちょこちょこっと買い物しておみやげ用のチョコレートも購入。あとはみどちゃんたちへのお土産だけかな。
ナクマットで、サムソナイトのバッグのいいのがあった。日本にはないデザインだったから欲しかったけれど、旅行用の鞄ばかりいくつ持ってるんだろうと自問、思いとどまった。でも惜しかったなぁ。
8月16日 TUE
毎日雨がぱらつく。こんな8月のナイロビなんて…
午前中、あまりの寒さにベッドへ逆戻り、1時頃まで寝てしまった。
お昼を食べてしばらくしてから、散歩がてらに出かけていったらペトローリのところに大統領の車がとまっている。みんな取り囲んで中を見ている。
現役ではなくって古い方の車だろうと思うのだが、マジマジと中を観察。といってもカーテンの隙間からだけれど。(^o^)ハハハ
そのとき話しかけてきた修理工姿の男の子、天理で勉強したと言ってきれいな日本語を話すので驚いた。ナイロビの日本語学校で習っている人たちよりも数段きれいな日本語。敬語もしっかり使えていて立派だった。
散歩の途中で手に入れた草、名前は知らないけれど、それを入れて今夜はイリオ。やっぱりイリオは美味しい。ムチューズィも美味しかったしね。
8月17日 WED
P-さんがアポがあるということで、私はサイバー・カフェへ。でも、メールのDLは10分ほどで終わってしまったのでサイト宛のメールにレスして、あとはいろんなサイトをうろちょろ。
1時間ほどでP-さんが戻ってきたのでスタジオでデジカメのプリントを頼んでおいてから買い物に。アッコさんたちのお土産のハーブティーなどを買う。
夕食は昨日のイリオを使ってコロッケ。昼食の時のキャベツが美味しかったというので、これをもう一度作って鮭ご飯とともに和食っぽく食べた。
今回持ってきた鮭の瓶詰め、大正解だった。P-さん、一昨年日本へ来たとき、うちで食べた鮭が美味しかったといまだに言い続けていて、鮭の大ファンになっている。ナイロビの日本料理屋さんのは日本で食べたような塩鮭ではなく、油で炒め焼きにしてある場合が多いので、ちょっと味が違うと感じているみたい。でも今回持ってきたのは塩鮭をほぐしてあるので彼好みだったみたい。
8月18日THU
10何日ぶりかで朝から晴れていると思ったらお昼前に曇りだした。
ほんと、なんてひどいお天気!
hashimotoさん、やっぱり土曜日まで戻れないのかなぁ。この時期、なんで満席?って思ったけれど、夏休み中だよね。混むわけだ。
この前チケットを買ったとき、シート・リクエストをするのを忘れていたのを思い出し電話した。ナイロビ/ドュバイは11A、ドュバイ関空は12K。よしよし!
でも、窓際、次からは止めようかなぁ、寝るのには窓際の方がいいんだけれど、自分がでたいとき、隣の人を起こすことになるからなぁ。エミレーツ、やっぱりシートピッチが狭いと思う。KQだったら隣の人に気を遣わなくってすむもの。私が知っている他のエアーのビジネスと比べて、やっぱり狭いように思う。
8月19日 FRI
ザンジバルの写真をプリント・アウトしてもらうのにスタジオへ。
午後、hashimotoさんからTEL、今朝の便で戻れたって。お疲れ様。
8月20日 SAT
リトル・インディアへランチに。この前は体調不良でchaiを飲んだだけだったので、今日はビリアニ、サンブサ、カバブを。ここ、値段が安くって、味はそんなに悪くないんだけれど疲れる。(×_×;) 席に着いたとたんメニューを持った集団がワーッと押し寄せる。もうそれだけでグッタリするよ、私。
そのあと空港近くに新しくオープンしたホテルへ。
高い割に、私の目には高級ビジネスホテルの感じ。なんというか、ゴージャスな雰囲気に欠けるんだ。空港から近いというのはある意味便利かもしれないけれどねぇ。アラビア風のティー・ルームで休憩。ナイロビ・ナショナルパークが目の前に広がるという感じで、悪くはないんだけれど…
夜はちょっとローカルなレストランというかバーというかで食事。ペッパー・ステーキを頼んだがチップスがてんこ盛りついてきて半分も食べられなかった。だいたい、待たせすぎるから食欲がなくなるんだよ。待たされて、かなり時間が経ってからお肉を焼き始めるのが見えて、まさかあれが私たちのじゃないよねって言っていたら、それだった (>_<)ヽ ナケルゼェ
8月21日 SUN
今日は自宅待機。何となく過ごす。
お洗濯もたまっているし、とは言っても自分ではしなかったけれど。
ごめんね&ありがとうP-さん (* ^)(*^-^*)ゞ
8月22日 MON
サイバー・カフェへ。
でも、不思議。(・・?))((?・・) メールがDLできないアカウントがあるし、サイトも、表示できるのとできないのとがある。どうしてだろう? 仕方がないので適当なところで打ち切って買い物に。
いつものところでベーコンをい、シティー・マーケットで昼食用のニャマチョマを買ってナクマットへ。おみやげ用のものも買って、Uchumi経由で帰宅。
お昼を食べようとしたらものすごく咳き込んで、そのあと猛烈な頭痛。しばらくベッドで横になったら治まった。
ところが、夕食前にまた咳き込んで、今度は頭痛が治まらない。偏頭痛のようにズキンズキンするんだけれど、偏頭痛どころではない痛さ。本当に頭が壊れるのかと思うほど。こんなにひどい頭痛、経験したことないよ。
結局夕食もとれないまま横になっていたら、外がなにやら騒がしい。頭が痛いから人の騒ぎ声が響いてつらい。泥棒騒ぎだって、P-さんが窓から覗いて言う。ここ3階(日本では4階)なのに、まるですぐ外で騒いでいるみたいに響く。
全然楽にならないからパナドーを飲んでみる。
8月23日 TUE
朝起きたら頭痛は治まっていたけれど、体が重ダルいので午前中はベッドの中で自宅待機。
午後からサリット・センターへ。本を買って、食料品を買って、近くのお肉屋さんで牛とチキンを買って帰宅。
DVDを見ていたら停電。今回、停電は始めて。でも夕方になって戻ってきたので一安心と思っていたらまた消えた。
夕食後、後かたづけも終わってくつろいでいたらまた大きく咳き込んで、猛烈な頭痛。昨日以上かもしれない。頭が割れそうというより、もうすでに割れているのかというぐらいの痛さ。本当に、大げさじゃなく、そんな感じ。
P-さんも心配してhashimotoさんに電話してくれたが、あいにくお客の接待の最中だった。それでも終わってすぐに駆けつけてくれてアガ・カーンへ。
血液検査とかもされたが特に異常はないとのことで、痛み止めを注射してくれた。のどと鼻の粘膜の炎症を抑えるお薬と、痰の切れを良くするお薬をもらってくれるようhashimotoさんに頼んだ。
採血してくれたの、ナースではなくインターンの女医さんだろうと思うんだけれど上手だった! 私、血管が細いから、日本でも、静脈注射ならともかく採血用の太い針を一回で入れられる人って少ないのに。最初、上腕を縛ってひじの内側から採ろうとして指で探って、すぐにだめと判断して手の甲を見て、ここだと判断したみたい。でも、ここで手首を縛り直すのが普通だと思うんだけれど、そのままスッと入れた。本当に見事! 採血と聞いた瞬間、あらぁ、またグシャグシャ突きまくられるんだと思って覚悟していたのに、ちょっと拍子抜けの感じ。それにしてもすごい。
8月24日 WED
朝起きたら少し楽にはなっていたが、咳き込むとやはり頭痛が来るので一日中自宅待機ということに。
大事にしていたのに、夕食後また咳き込んで、ひどい頭痛。でも昨夜ほどはひどくなくって、どうにか耐えられる程度だったのでそのまま耐える。
忍耐の人、σ(-_-)ワタシ
8月25日THU
朝食のあとサイバー・カフェへ。そのあとナクマットで買い物。
ちょっと足を伸ばして小粒のmaharagweを探しに。ずいぶん歩いた甲斐があって見つけた! これでお善哉を作るぞ!
ツリー・トマトという果物(?)も買ったが、これは大失敗。全くトマトじゃないか、この味は。即刻却下して、残りをハウス・ボーイにあげた。(*^-^)ニコ
お昼は、昨日の残りのチャーハンをアレンジしてオム・ライス。
夕飯は鮭ご飯と野菜炒め。
午後、hashimotoさんから電話があったが、お忙しいみたい。でも、今日の昼間私からのメールが入って驚いたって (^_-)-☆
8月26日 FRI
良いお天気が一週間ほど続いたのに、ここ数日夜になると風がきついなと思っていたら、今朝は雨。外出は控えよう。
ということで、昨日のmaharagweでお善哉作り。できあがりはまあまあってとこかな。ちょっとお豆の皮が硬かった。
P-さんはビッグ・カフーナにはまっている。朝は私が起きる前にPCを立ち上げて始めているし、食事の後かたづけをしている間も熱中している (^o^)ハハハ
8月27日 SAT
サリット・センターのフード・フェスティバルへ。全体の雰囲気は去年とだいたい同じだし、出店している場所もほぼ同じなのは日本のこういった催しと同じ。
ハーバル・ティーやキヒンディのおつまみなどを購入。このおつまみ、1階の食品スーパーで三倍ぐらいの値段で売っていったので驚き。もっと買っておけば良かったかななんて。(^^ゞ
夜はイリオとムチューズィ。イリオは日本でも作りたいんだけれどトウモロコシが手に入らないよね。日本で買えるのってたぶんスイート種だと思うから。それに、日が経っていると硬くなっていてだめだし。
8月28日 SUN
今日も自宅待機。
お昼はホット・ドッグで夜は親子どんぶり。デザートはハニー・メロンのゼリー。
一日中ゲームをしたりパズルを解いたりで何も書くことがない。(×_×;)
今年のナイロビはお天気が悪くて寒い。私が寒いというんだから相当なのか、それとも体調不良だからか…
8月29日 MON
サイバー・カフェへ。
そのあとP-さんの用で銀行へ行ったけれど、月曜だからかものすごい列になっていて、日を改めることに。
そのあと、ナクマット、Uchumiで買い物して戻る。
夜はチャパティを焼いた。
今夜も寒いのかなぁ。いつもの調子でノー・スリの寝間着しか持ってきてないのに。夕食のあと、半袖のT-シャツとスウェットを重ねて着ているなんて信じられない。
8月30日 TUE
今日はマサイ・マーケットへ。
着いてすぐ、シェルでできたネックレスを見つけて値段を聞いたら500シルだって。バカも休み休みにしてもらいたいね!! あまりのことに交渉する気にもならずに他を探しに。でもシェルのはどこを探してもなくって諦めかけていたら最後の最後で発見! 値段を聞いたら60シルだって。ほーら (^_-)-☆
まずこれを5本、そして天然石のネックレス、こちらは400だという、これを2本で全部で1100シルが向こうの言い値。交渉の末、500でゲット。v(・_・) ブイッ
そのあとテキスト・ブックセンターへ行き、ステアーズで昼食。ナクマットでチョコレートなどを追加購入。
夕飯はステーキということになったけれどご飯が食べたい。それも鮭茶漬けが。ということでステーキとキャロット・サラダと、私は鮭茶漬け、P-さんは鮭ご飯。お腹いっぱい!! 鮭を買ってきたの大正解だ 。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
8月31日 WED
またまた自宅待機。
今年は寒くって何をする気も起きない。
加えて、二人とも年だしね (⌒~⌒)ニンマリ
9月1日THU
午前中グータラ過ごして、午後からサイバー・カフェへ。
でも日本のサイトの多くが開けないし、メールはどのアカウントも読めない。いろいろ設定変更など試してもらったがだめ。
おかしいなと思いながらメッセンジャーに入ったらカブースさんがいた。びっくりしたみたいで Uko wapi? って。それでちょこっとだけのつもりで話し始めたら大変なことを聞いてしまった。
スピリチュアルがテニス姫を困惑させているみたい…。やっぱり。。。
宗教関連と分かったところで切るべきだったか、と後悔。
宗教関係は「迷惑はかけません。そんなつもりではありません」といいながら臆面もなくというのが定番だものね。
それにしても、居住権をとるための色仕掛けなんだろうか。本当に宗教は怖い。それでケニャを救うなんて言わないで欲しいよね。
で、チャットが長引いたからP-さんが拗ねた (;>_<;)ビェェン
9月2日 FRI
今日は順調にメールが落とせた。それにしても数百通の受信だから時間がかかるのよね。留守の間にMLに流れたメール、全部で何通あるのかなぁ。レス、かなり気合い入れてしなくっちゃ。来週金曜の夜はもう日本だ・・・
サイバー・カフェからでて、ヒルトンのムヒンディのところでサイズのなかったT-シャツとショーツのセットを探した。3軒目でやっと見つけたけれど高かったからヤメ。その次のお店では店頭にはないがファクトリーにはあるということだったので取りに行ってもらった。半時間ほどしてお店に戻ると届いていたが、ここも高い。でも結局値引きしてもらってこちらの言い値で購入。v(・_・) ブイッ
昼食はまたベーコン・ペペロンチーノ。ベーコンが良いし、ピリピリも良いから美味しいの。それに、なんと言っても手軽だしね。
夕食前、P-さんがクリーム・カラメルを作り始めた。今回二度目。今年はPCがあるせいかケーキもクリーム・カラメルも作らないの、二人とも。困ったことだ。
といいつつ、今年はナクマットでケーキ材料を大量に買い込んだから、日本へ帰ったら作るぞ、ケーキ!!
街からの帰り、タクシーの中から偽盲人発見! 見えているのに杖をついているとP-さんに告げたら、振り返ってみて大笑い。私は見ていなかったけれど、その人、車を避けたんだって (^o^)ハハハ
私が見たときも、歩道と車道の境、障害物、全部見えているからこその確認みたいな感じで杖を動かしていたので、あれは偽物だって気づいたんだけれど、P-さんが見ていたときには、横断しながらしきりに杖を動かしていたのに、その人を無視して車がきたらすっと飛び退いたんだって。それも、前にいた人も水たまりも避けて着地したって。(-_-;)/(+_+;)\(-_-;) オイオイ
9月3日 SAT
お昼からhashimotoさんと一緒。
まず昼食は日本人クラブへ。それからJavaでお茶して、サリット・センターへ。そのあとうちで夜までしゃべってからパナリ・スカイのパンパへ。
シュラスコ、美味しかった。でも私、お肉あんまり食べられなくてアスパラガスやスイート・コーンをたくさん食べた。あっ、アーティチョークも。
そのあとうちに戻ってP-さんが作ったクリーム・カラメルを食べた。でも、パンパで飲んだアイリッシュ・コーヒーでちょっと酔っぱらっていたので、あまり食べられなかった。コーヒーの量が多かったから、お酒の量も多かったんだ、きっと。
hashimotoさんたちが引き上げた時には1時を過ぎていた。
ちょっとしゃべりすぎたかな。(^^ゞ
9月4日 SUN
お昼までゲームをしたりして過ごす。
お昼過ぎ、hashimotoさんからTEL。
ケンゲレで食事して、ウエスト・ランドのナクマットで買い物をしてからギンギリのJavaでお茶。
なんか全くお腹がすかないのでうちで8時半頃までしゃべってお開き。
夕飯、食べないわけにもいかないしなぁとラーメンを作ったが、お腹が苦しいよ。
食べ過ぎだ。食べなきゃ良かった。(×_×;)
9月5日 MON
昼食後パッキング。
参ったなぁ。勘違いというのかなんというのか、チョコレートと紅茶、自分用を買いすぎた。大きい方のスーツケースの片側全部、埋まるほど。
それに加えてカシューナッツ3キロ。キヒンディのおつまみが1.5キロ。信じられないよ。誰が買ったん、こんなにたくさん!?
結局、スーツケース大小だけでは収まりきらず、段ボール箱を買うことに。
スワヒリ語の本、これがまたたくさんあるんだけれど、これを箱詰めにしよう。
午後、段ボールを買うついでにサイバー・カフェへ。またたくさんのメールが届いている。戻ってからレスするのが大変だ。
9月6日 TUE
今日はP-さんの荷物のパッキング。といっても、最終日まで使うのももたくさんあるから2/3ぐらいしかできないんだけれどね。
明日、第一陣を家まで持っていって、残りは空港へ行く途中で落とすことに。
今年は一度もスクマを食べていなかったので今夜はスクマとウガリ。
でも、準備中にP-さんが指を切った。
代わってあげたいけれど、私、千切りできないしなぁ (×_×;)
9月7日 WED
朝食のあとP-さんの荷物をお家まで運んだ。そしてサイバー・カフェへ。
それからベーコンを買いに行って、ナクマットへ戻っておみやげ用のジュースとマンゴーを購入。ブック・ポイントで5冊ほど追加購入して戻った。
ところが大事件! お部屋の鍵がない!!
どこを探してもない。絶対P-さんがポカやったんだ。
だって、昨日も私の鍵をローリーに入れそうになったもの。
大きいバッグ二つに入れた心配はないけれど、ローリーはドレッシング・テーブルのところで広げていたから可能性大。特大!
いやだなぁ、どうなるかなぁ。弁償金、高いこと言ってくるんだろうなぁインド人。でも、家まで探しに戻ってもあるかどうか分からないしなぁ…。
夜はP-さんと喧嘩。ふて寝。去年と一緒のパターン。
でも今年は寒いからリビングで寝るのは止めた ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
そうそう、今日はサイバー・カフェから電話してみた。ちょっと遠いというか、薄い膜を通してしゃべっているような感じはしたが、母親の方ではいつもと同じように聞こえると言っていた。これで1分10シルは安い。タダみたいなものだ。
9月8日THU
今日、帰国。朝食のあと最終の荷造り。
一晩中、なんか機械のような音がしていると思ったら停電していたんだって。あれはジェネレーターの音だったのかぁ。うちは夜中もずっと電気があったから気がつかなかったけれど、この部屋、セキュリティー・ライトと繋がっているのでジェネレータから供給されていたんだって。ラッキー! でもその停電のおかげでお湯がでない。出発までにシャワーができないとつらいなぁ。
結局お昼頃にぬるま湯シャワーでシャンプー。寒かった。
お昼はデリバリーのピザとhashimotoさん持ち込みのチキンで。
そのあとなんやかやで予定よりかなり遅れて出発。
P-さんのお家経由でAPなんだけれどものすごい渋滞。APに着いたのは5時15分前。それでもいつものところでカプチーノを飲んでしばらく話す。
そのあといよいよバイバイしてチェック・インなんだけれど、セキュリティーの人に「なんで二人とも怖い顔しているの?」と聞かれて、P-さん「だって、別れ別れになるから」って答えている。私たち、そんなに顔が引きつっていたの???
チェックイン・カウンターで驚き! 間違っても50キロには届かないはずと思っていたのに… 大きいスーツケースが23キロで、小さいのと段ボール箱が35キロだって。おまけにこの35キロ、係の人がスケールのフレームに乗せて計って35キロだから、まともに乗せていたらもっとあったはず!!
カウマに20キロのエクセスをもらっていたのに足りなかった (×_×;)
超過分の8キロを支払うか荷物を減らせという。そんなの、無理よぉ。
せっかく買ったもの、それも重いのは本だし。万が一2~3キロのオーバーならジュースかカシューナッツを取り出すつもりではいたけれど、8キロなんて取り出せない。取り出したら荷物が崩れてしまうよ。(・_・、)
ここは頼み込むしかない。カウンターのお姉さんに頼むが、すでに20キロのおまけがしてあるのでどうしようもないという。せっかく買ったものを捨てられないし、払うお金もないしというと、彼女ではどうしようもないので上司と話してくれと言う。どの人なのと聞いているところへ別の人が、この人も彼女よりも上の人みたい、どうしたのって聞いてきた。彼女「この人、スワヒリ語しか話せないんだけれど、エクセス分よりもまだ8キロ超えていて、買ったものを捨てられないし、払うお金も持ってないそうです」って、私が言ったとおり上役に英語で伝えている。
その人、私に、「機内持ち込みの荷物はどれぐらいですか?」って聞いてくる。今回はいつものようにキャリー+トートバッグ+ショルダーバッグではなく、トートバッグはたたんでキャリーに入れてあったので見かけはいつもよりかなり小さい。重いのを我慢してキャリーを持ち上げ、これだけですって見せた。これはたぶん8キロぐらいで、ショルダーは4キロはあるはずだけれど見かけは小さい。
カウンターの人に「良いわ」って言ってくれた。ラッキー!
だって、8キロだったら5万円ほど払わされるはずだもの。
チェックインが終わってガラス戸のところまで戻ってP-さんに、8キロほども超えていたけれどおまけしてもらったって伝えたら安心した顔してた。
さて、出国手続き。係官、今年のビザを必死で探している。
全部ケニャのだから見つけるの大変でしょうって言うと、「ほんと。ケニャのばっかりですね」って。毎年来ていますって言うと、また来るんだね?って。はい、来年の5月か6月にって答えると Karibu! っていってくれた。
外にいるP-さんにもう一度手を振って、本当にお別れ。エスカレーターの途中まで来るともう見えなくなってしまった。
短時間だったけれどラウンジで休憩してから搭乗。
ほぼ定刻にチューブを離れた。今年のナイロビ、終了 (; ;)ホロホロ
機内はとても寒い。カルーセル麻紀風の美人アテンダントにもう1枚毛布を持ってきてもらって救われた。
今日はよく揺れる。国境を越えるあたりかなぁ。
ドュバイまで眠れると良いんだけれど。眠れないままに…
9月9日 FRI
眠れないままにドバイ到着。
またシステムが変わっている。あるいは方面別に差があるのだろうか。セキュリティーでは全員靴を脱がされてXレイ検査!! 言ってくれてれば、機内で靴下を捨てずに履いてきてたのに。セキュリティーのチェックが終わってから捨てれば、素足で歩かずにすんだのに。そして靴を脱がされるものだから終わったあとが混雑。みんなそこで履こうとするから。ちょっと離れてくれれば荷物のピックアップがしやすいのに。と…( ̄。 ̄;)ブツブツ言いながらデューティー・フリーへ。アマルラ、1リットル瓶を3本購入。重いぞ。フーフーいいながらラウンジへ。
でもシャワーする時間も元気もないからお茶とお菓子でしばし休憩。
搭乗アナウンスが流れたのでゲートへ。なんと、先月のダルのミス・コンで選ばれた子がいた。アイと同じ系統の顔の女の子。やっぱりそれほど背が高くない。親の欲目かもしれないけれど、ヘレナ、でてたら間違いなく勝っているよって思う。でも、アイだって、下馬評では優勝確実って言われてたのに選ばれなくて、会場ではブーイングの嵐だったわけだから、きれいだからってだけでは決まらないのが常だけれどね。それにしても、エリアスが反対していたからと言うのも、なにか笑ってしまう感じ。
ほぼ定刻にでたんだけれど、そのあと爆睡。ライト・ミールが配られたのさえ知らずに眠っていたみたい。
4時間ほどだったけれどしっかり眠れたのが良かった。
ステータス、シーフード・ミールのままだから、きっと朝ご飯はシーフード・オムレツだ。あれば和食をもらえるように頼んだが、今日は人数分しかホット・ミールを積んでいないんだって。朝ご飯を食べない人もいるだろうけれど、今日のフライトは日本人が多いし、外国の人でも和食を食べる人も結構いるからダメかもしれないなぁ。まぁ、なかったらカップ麺でももらおう。
運良く和食がもらえた。といっても食べたのは麺類だけなんだけれど。
あとは関空到着を待つだけ。
あー、無事到着。帰ってきてしまった。(×_×;)
携帯の電源を入れて母親に連絡しようとしたが、鳴っているのにとらない。家の電話もでない。ということは、お寿司でも買いに出てて着信音が聞こえないんだろう。機内でスナックのお寿司が配られていた時間は爆睡中で食べていないから、お寿司はうれしいな。
ターンテーブルのそばからかけてもでない。
とりあえず荷物3個、無事ピックアップ。
カスタムへ。一人分とは思えないほどの大荷物だったが何も問われずに無事通過。まぁ、善良そうなおばさんだからね。
デリバリー・サービスのカウンターへ移動中に母親に繋がった。6時過ぎのバスで関空をでると告げる。それまでネットにつなごうとするが遅すぎてイライラ。おまけにP-さんへのSMSが送れない。仕方ないから途中で切断、バス停へ。
大阪まできたら雨。関空をでる前に雷かしらと思ったのは当たりだったんだ。雷だったら、三宮からは電車で戻った方が良いのかなぁ思っていたら、西宮辺りは降っていない。じゃぁ、バスだ。
バス停に向かいつつ、7時40分のバスに乗ると連絡。
ここでハッと気がついた。P-さんへの連絡、携帯から送ればいいじゃない。携帯のメールが嫌いだから思いつかなかったけれど、持っているんだし、PCが繋がらないならこれでしょうよ。すぐに Nimefika salama とメール。
途中、スリップ注意がでているところを見ると少し降ったのかしら。でも道は、見たところ塗れていないけれど。
9時前に自宅に。
一息入れてP-さんにTEL。無事に戻ったこと、母親も元気なことを告げて電話を切った。これで今年の旅行は無事完結 ♪