Watoto Wote KARIBUNI!

タンザニアの姉妹

もう大人になって、私よりも背が高くなってしまった子どもたち。

この写真は、姉のアイリーン(左)が5歳の終わり頃のものです。
妹のヘレナ(右)は、3歳になったばかりでした。
心の中では、二人はいつまでも「私の小さな子どもたち」です。

キジトニャマにて

このころの二人の性格は、姉は快活、妹は照れ屋さんでした。

写真を撮るときに、二人の性格がよくでていました。
カメラに向かってにっこり笑う姉と、照れ笑いの妹です。

         

ほらね!今にもウキウキとおどりだしそうな姉と、まるでデパートの店員さんのように体の前で手を組んでうつむく妹。

でも、ヘレナは自分よりも小さな子をかわいがるのがとても好きでした。
小さな子がいると、世話をして、お姉ちゃんぶっていました。


キマラにて

アイリーン アイリーンは、写真を撮るときはいつもカメラ目線。
にっこり笑って写真におさまります。

とてもおませで、勉強も好きだけれど、いたずらはもっと好きという、そんな女の子でした。
ヘレナ ヘレンがめずらしくカメラを見て、目もしっかりと開けています。
お茶目で甘えん坊で、いつも誰かに抱っこされていないと寂しい、そんな女の子でした。

でもお姉ちゃんとケンカもしましたし、いじわるして、泣かせてしまうこともありました。
おばさんと子どもたち 日本にいるおじいさんとおばあさんに送るため、家の中でたくさん写真を撮りました。

モシ・ホテルにて

おばさんと子どもたち いなかに行ったとき、モシ・ホテルに泊まりました。

二人は、大きなホテルに泊まるのが初めてだったので、ちょっとはしゃいでいます。
アイとヘレナ ふだんは子ども部屋で子守のお手伝いさんといっしょに寝る二人ですが、今日は旅先で、お父さんたちと同じお部屋ですから、大きなベッドの上でいつまでもはしゃいでいます。
おじさんと子どもたち いつまでも寝ようとしない二人は、とうとうお父さんにしかられました。

早く寝ないと、明日はどこにも連れて行ってもらえないよ!

キボ・ホテルにて

おばさんと子どもたち 二人のいなか、つまりおとうさんの故郷ののモシ市は、有名なキリマンジャロ山のふもとにあります。

その登山口にあるキボ・ホテルまで遊びに行きました。

お庭にはきれいなお花が一杯で、キリマンジャロが目の前に見えました。

キマラにて

アイとヘレナ 今日はお父さんのお誕生日です。
お仕事から帰ってきたらお祝いです。

二人で、どんなお祝いの言葉を言うか相談中です。
アイとヘレナ お祝いのダンスの練習です。

アイリーンが幼稚園で習ったダンスを教えていますが、ヘレナはなかなか覚えません。

シンザにて

おばさんとヘレナ 我が家の番犬のプルートは、とても強い犬でした。
ヘレナは小さい方のクィーンは平気でしたが、プルートがそばに来るといつもちょっと怖かったのです。

これはだいぶ後から撮った写真です。 ヘレナは6歳になっています。

ダレサラームにて

アイリーンは今年(2001年)20歳になりました。

2000年のミス・タンザニア・コンテスト全国大会では、惜しくも4位でした。

私の帰国の日、空港まで送ってくれたときに撮りました。
日本とは学制が違うので、今年2001年の9月から大学生です。

大学では「国際関係論」を勉強するということで、チャンスがあれば日本に留学したいそうです。

勉強でも全国4位になってねッ!というと、この大笑いでした。
ヘレナは今年(2001年) 18歳です。
二人でホテルのプール・サイドで休憩しているときに撮りました。

彼女はフォーム5。日本でいうと高校生です。
私と話しながら携帯メールを打っています。
ヘレナもコンテストにでるの?ときくと、「私はでないわ。」と答えました。
「マミィーは、やっぱり勉強で一番になってくれるのが嬉しいわ。」 というとにっこり笑いました。

帰る日に空港で撮りました。
今度会うときは大学生になってるかな。